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日本人のルーツは? 日本とイスラエルの関係? 出雲王朝と大和王朝の関係は? 常識を覆してしまうがゆえに歴史学者が語らない古代史の最前線を調査する。
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●大海洋民族としての縄文人

・南太平洋メラネシアのバヌアツ共和国エファテ島から、約5000年前に作られた縄文土器が発見されたのだという。この土器は青森県から出土する円筒土器とほぼ全く同じ種類の土器であったという。

・さらに驚いたことに、南米エクアドルの漁村バルディビアで1965年縄文土器が発見され、これはアメリカのスミソニアン研究所のエバンス博士夫妻によって、日本の縄文土器であるという発表がなされたというのです。

・時期は、バツアヌの縄文土器と同じころの、今から5000年前ぐらいのものであると言われています。

・バルディビアの遺跡発掘調査はまだ続けられており、土器片が見つかり続けているといいます。このバルディビアの縄文土器は、九州の有明海沿岸地域から出土した縄文土器と共通の文様を持っているそうです。

・このことから当時の縄文人は、我々が考えている以上にすぐれた航海術を持っていたのではないか、と言われています。

・ある歴史学者によれば、彼等は海流の動きと逆方向の反流の動きを熟知していたのであろうと言います。「反流」というのは、海流のある近くの島や珊瑚礁等の水深の浅い場所で、逆向きに起こる海流のことです。この反流に乗ればイースター島から南米へ渡ることも可能であると言うのです。

・赤道より北には北赤道海流があり、赤道付近には赤道海流があり、赤道より南には南赤道海流があります。いずれも海流の向きは東から西、即ち南米大陸からポリネシア、メラネシア方向に流れています。

・そして、この三つの海流に挟まれる海域には逆向きの赤道反流が二本あり、この反流に乗って南米に渡ったのであろうと言われています。

・私たちは縄文人と言うと、日本列島に限定された人々、と捉えがちですが、真相は異なり、太平洋を自在に往来する大海洋民族であったようなのです。
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歴史(特に日本)には、まだまだ語られていない真相が沢山あります。どうして、皆そのことを語ろうとしないのか…?そんな小さな疑問と憤りから、このブログを立ち上げました。※なお、情報元については伏せさせていただきます。予めご了承ください。
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