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日本人のルーツは? 日本とイスラエルの関係? 出雲王朝と大和王朝の関係は? 常識を覆してしまうがゆえに歴史学者が語らない古代史の最前線を調査する。
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日本の古代史で話題となるのが日本と古代イスラエルの関係です。その前に「失われた十支族」について簡単に見てゆきます。

●ソロモン王の死からイスラエルの滅亡まで

・支族とは、イスラエルを興した12の支族のことです。それぞれの支族はイスラエルの祖アブラハムの孫ヤコブの12人の息子が祖であるとされています。

・紀元前1000年頃にダビデ=ソロモンによって隆盛を極めた古代イスラエル王国は、ソロモン王の死後、二つの王国に分裂します。それが北イスラエル王国と南ユダ王国です。北イスラエルには十支族が従い、南ユダ王国にはユダ支族とベニヤミン支族が従ったといいます。

・北のイスラエル王国は、メソポタミア地方に興ったアッシリアの侵寇を受け続けて滅びます。この後に、「失われた十支族」と呼ばれる現象が起きます。

・アッシリアに敗れて、イスラエル人はアッシリアに奴隷として拉致され、その後全く消息を絶ちます。ですが、アッシリア自体が新興の(新)バビロニア帝国に滅ぼされてしまったため(BC772年)、十支族の消息は全くわからなくなってしまいました。

・一方のユダ王国も、新バビロニア帝国のネブカドネザル2世によって滅ぼされ(BC586年)、有名な「バビロン捕囚」が起きます。その後、バビロンに囚われていたイスラエル人は、バビロニアを滅ぼしたペルシャ帝国のキュロス大王によって解放されます。

・解放されたイスラエル人はカナンの地で細々と住み続けますが、やがてローマ帝国によって占領され、キリストの時代を迎えることになります。

・問題なのは、アッシリアに連行されて以後消えた「失われた十支族」です。この十支族のうちの何支族かが日本に渡来したのではないか?というのが、日本の古代史における「失われた十支族」の問題であり、その真偽が問われているにも関わらず、そこにはきわめて政治的な思惑が働き、またそれぞれの思想と感情が混在してしまっている問題でもあるのです。
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歴史(特に日本)には、まだまだ語られていない真相が沢山あります。どうして、皆そのことを語ろうとしないのか…?そんな小さな疑問と憤りから、このブログを立ち上げました。※なお、情報元については伏せさせていただきます。予めご了承ください。
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